タイプロがめちゃくちゃ面白い理由

『歌詞忘れてるようじゃ無理か…。歌詞はね、入れとかないと』

菊池風磨構文なるものが、ネットミーム化してる。

Sexy Zoneのメンバーが脱退して3人になったことも、timeleszに改名したことも知らなかったけど、Netflixの新メンバーオーディション『timelesz project -AUDITION-』1話見てみたらハマった。めちゃくちゃ面白い。

新メンバー応募に18,922名。一次書類審査が通った350名の二次審査(歌・ダンス)を現メンバーの菊池風磨、佐藤勝利、松島聡の3人が審査していく。timeleszの歴史までちゃんと知っていて、今後ずっと一緒にやっていける仲間探し。

これに対し、とりあえずオーディションだから来てみた人、timeleszのライブ映像も見たことないし、曲も聞かずに来た人、歌詞も覚えずダンスも手拍子で済ます人

これは芸能だけの話じゃなくて、全ての仕事してる人に当てはまる。営業に行く時、プレゼンする時、相手のことも調べないでとりあえず行ってみるなんてことはない。自分がその仕事をしたいなら、それ相応の準備をしていくべき。エントリーシートが空白で熱意が感じられないって、普通に就活話ーー!相手の名前が大文字なのか小文字なのかも大事。

『俺なら絶対しないミスなんです。何回も見直すから』

気持ちいいのは、メンバーは自分の思ってることははっきり伝えるんだけど、出来ない人をバシッと切り付けてしまうのではない。『そういう考えではこの世界でやっていくのは難しい』と自分の仕事に対する思いを伝えている。これが三者三様。

冒頭の『歌詞忘れてるようじゃ無理か…。歌詞はね、入れとかないと』

実際には菊池風磨くん、間にちょっと笑いながら、でも冷たい口調で言うんだけど、ものすごく言葉選んでるし、頭の回転が早いんだなって思う。言われた子がとてもナメた態度だったので苦言を呈してるだけで、ちゃんと準備していたのにあまりの緊張で歌詞を飛ばしてしまった人には、優しい対応をしている。

『僕がお伝えしたかったのは…言葉選びだと思っていて』

誰かに何かを伝える時に、その言葉を聞いた人がどう思うのか、寂しい気持ちになる言葉を使ってないか、自分の言ったことがすぐニュースになるし、ファンを悲しませることになるので、普段から人一倍言葉に気を遣ってるというのがわかる。

そして10/25配信のepisode03。三次審査が始まった。候補者36名が4チームに分かれ、課題曲を3日で披露する。

『グループでやっていくには、黙るというのも一つのスキル』

ダンス未経験なのに難しいパートを譲ろうとしない人、ダンスは上手だけど独走しがちな人、それをケアする人。番組ではピックアップされてないけど、常に間に入って柔らかい言葉で寄り添う人もいる。

途中経過で『こんな曇ってるようなSHAKEは見たことない』と言った佐藤勝利くん。
なんという言葉選び。早速『快晴SHAKE』というタグで、勝利くんのキラキラSHAKEが流れてました。

Netflixの番組だけど、ビハインドはyoutubeでやっています。2週間ごとの配信で、次が楽しみすぎる。超オモロコンテンツです。これは見て欲しい…!

[001]【解禁】timelesz project -AUDITION- 本格始動【選考の様子を一部公開】